12月172022 12/17【こどもの「個」をみる発達支援セミナー】講師:柏原成年、佐々木祥子 教育、福祉、子育て、発達支援赤ちゃんやお子さんに関わる全ての人へ 理学療法士、保育士、発達支援の二人のスペシャリストが、子どもたちの体の土台の大切さを、理論と実績、的確なプロセス、効果的なアプローチまで余すことなくお伝えする、価値ある2つのセミナーをご紹介します。 13:30〜15:30 ■こどもの「個」をみる発達支援セミナー 文部科学省が目指すべき次世代の学校・教育現場として掲げた教育のスタイルである、「個別最適化学習」。 特別な支援が必要な子どもたちも含め、一人ひとりの理解状況や能力、適性に合わせて個別に最適化された学びを行うことを指す言葉です。 各教育機関でそれは取り組まれていますが、学校教育のカリキュラムだけでは測りきれない子どもたちの能力があったり、集団(人数、子ども同士、先生たち相性などの状況)では配慮しきれない個々への合理的配慮もあるように感じます。 そんな中で、「個」の評価はとても大切で、その子に合わせた目標設定をスモールステップで見立てる力はとても役に立ちます。 その見立て方の理論を、症例を交えてのお話しいただきます。 〜柏原成年さんからのメッセージ〜 姿勢が悪い、運動が苦手な理由を「体幹が弱い」にまとめてほしくないし、諦めないでほしい。 「姿勢が悪い、運動が苦手」 その原因としてほとんどの方が言われるのが、「体幹が弱い」 確かに「体幹が弱い」も要因の一つですが、決してそれだけではありません。 実際の様子を観察し、状況の要因を細分化して仮説を立て、実際にアプローチをしながら検証をするというプロセスが大切です。 根本的な課題の解決に向かうには、力が不足しているのか、身体の使い方がわかっていないのかで大きくアプローチが変わりますし、 もしかしたら、そもそもやる気がない、自信がない、関係性の課題なども要因になっている可能性もあります。 「姿勢が悪い、運動が苦手」という、同じような現象でも、その要因は個々によって異なります。 そして、子どもたちの発揮できる力は、個々によって異なるだけなく、その時その時で異なります。 要因を一つだと決めつけたり、固定観念にとらわれていると、「個」をみにくくなることがありますが、 観察、仮説、検証など、「評価をする」というプロセスを丁寧にすることで、課題のクリアができてきます。 今回、僕が実際の療育現場で行っている、こどもの「個」をみるためのアプローチや評価プロセスをお伝えするセミナーです。 子どもたちの「できる」を共創し、希望を生み出していきましょう。 書籍の試し読みは⬇︎こちらの画像をタップください。 ■同日、10:00〜12:00 【からだの土台を作る運動遊び100ベーシック講座】 12/17 保育で使える【からだの土台を作る運動遊び100ベーシック講座】講師:佐々木祥子、柏原成年 佐々木祥子さん著書、柏原成年さん協力者である書籍は 就学後を見据えた身体の土台づくりの為のテキスト本です。 本の内容を実践に繋げることができるセミナー内容になっています。 講師プロフィール 佐々木 祥子(ささき さちこ) 株式会社スキップ代表 保育士、さとう式リンパケア公認インストラクター 「からだの土台を作る運動遊び100」著者 歯科医の佐藤青児先生の考えに共感し、ベビーリンパケアを考案。保護者や専門職に向けたベビーリンパケア講座や、ベビーリンパケア講座が開講できるマスターを養成する講座を行っている。 現在はにじいろスクエア・せとうちに勤務し療育に携わるほか、子育てに悩む親のオンライン相談などの活動も行っている。 柏原 成年(かしはら なりとし) 理学療法士、さとう式リンパケアインストラクター 株式会社TLD 代表取締役、株式会社Tact 取締役 「からだの土台を作る運動遊び100」協力者 理学療法士として子どもたちの身体発達、姿勢・運動などのでの関わりを通じて、子どもたちや保護者の方々と「できるその瞬間の共創」を目指して活動しています。 発達障害の子どもたちを支援する療育施設として、児童発達支援 放課後等デイサービス すりぃぱす、あるふぁ駅家教室を運営。 訪問支援事業にて、保育所、幼稚園、こども園、学校等とも個々の連携も実施しています。 開催日時と参加費2022年12月17日(土) ■13:30〜15:30 【こどもの「個」をみる発達支援セミナー】 5,000円(税込) ※現地受講+アーカイブ、オンライン受講+アーカイブ お申込みhttps://asobi100-kowomiru.hp.peraichi.com 講座を選んで申し込めるフォームです。 リアル会場ゆるおく (広島市中区中町7-16 ポレスター広島3F) 対象どなたでも参加可能です お問合せcontact